六月二十七日(水)の日記

*
十年間勤めた会社を月曜に辞めた。スカッとした。‬

慰留されていたのでここしばらく休職していたんだけど、この休職という状態が、今の私をどうにもやるせ無くさせている根本原因であるような気がして、やっぱりどうしても今すぐ辞めますと連絡した。‬
経緯についてはうまく言えないし言いようもないが、とにかく全部捨ててもう一度ゼロから始めないことにはなにも始まらないと思った。

そもそも休職制度は、その所属において休養と決断を必要としている人を救済するための制度であって、それを100%やめるつもりの私が利用するのは、なにかが間違っているように感じていた。‬ ‪

どこかに所属することで短期的には楽な気持ちになれるかもしれないけど、生活基盤に近いところで嘘をつくのって、結果的に自分を傷つけることになるんじゃないのかな...とぼんやり感じていた。
‪私は嘘もつくし正直者だとはとても言えないけど...それでも大筋の、本質のところでは嘘をつきたくないと思ってる。自分を好きでいたいから。‬‪

私には手持ちのカードはほとんどないけど、これまでの人生、出すべきところで確実にジョーカーを出すことで自分を生かしてきた。惜しまない、それだけが自分の矜持だと思ってる。‬

今は転職活動中で、思いのほか不安はない。 やっと誰にも気兼ねなく自分で全部を決められる、これで楽しくならないはずがないだろ。
 
‪*‬ ‪

最近人の冗談で笑うことが減っ‬た気がする。 かわりに、ひとりでいるときに自然と笑顔になっている瞬間が増えた。 感じは悪いが、人間性が清潔になってきていると思う。